2009年5月7日(木) 14:00

アクロス・アフタヌーンコンサート vol.1
“デュトワの兵士の物語”

※このイベントは終了しました。

平日午後の新しい過ごし方 アフタヌーンコンサート♪

記念すべき第1回目は、シャルル・デュトワと室内楽、語りと3人の演者による音楽物語「兵士の物語」です。

兵士は大事にしていたヴァイオリンと、未来の書かれた魔法の本を交換してしまう。幸せを求めるがゆえに悪魔のささやきに惑わされる兵士の運命は･･･。
デュトワが「これぞ理想の演奏！」とこだわりぬいた、“語られ、演じられ、踊られる物語”。
宮崎音楽祭で話題となったステージを福岡シンフォニーホールで味わってみませんか？

上演前にはシャルル・デュトワ本人によるプレトークも行います。
どうぞお楽しみに！

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概要

プロフィール

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  シャルル・デュトワ　Charles Dutoit  （指揮）

  フィラデルフィア管弦楽団のチーフ・コンダクターおよびミュージック・アドヴァイザーに、またロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督および主席指揮者に就任した。国際的なオーケストラやソリストと定期的に共演している。
  
  またベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ロンドンの全オーケストラを含むヨーロッパ、そして日本、南米、オーストラリアの主要オーケストラと定期的に共演している。
  
  １９７７年から２００２年までの２５年間芸術監督を務めたモントリオール交響楽団との活動は、音楽におけるダイナミックなパートナーシップとして世界から認められている。
  
  １９９１年から２００１年にかけて、シャルル・デュトワはフランス国立管弦楽団の音楽監督として、同楽団と共に批評家から高い評価を受けた録音を多数生み出し、世界の５大陸をあまねくツアーした。1998年にはＮＨＫ交響楽団の音楽監督に任命され、ヨーロッパ、アメリカ、中国、東南アジアへのツアーを行った。現在同楽団の名誉音楽監督を務めている。
  
  札幌パシフィック・ミュージック・フェスティバルの芸術監督を３年間務め、現在は宮崎国際音楽祭と２００５年にデュトワが設立した中国・広東国際夏季音楽アカデミー（ＣＩＳＭＡ）のアーティスティック・ディレクターの任にある。2009年7月より母国スイスのヴェルビエ・フェスティバル・オーケストラの音楽監督に就任することが決定している。

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  シャンタル・ジュイエ　Chantal Juillet  （ヴァイオリン／ヴィオラ）

  16歳までにカナダの全ての主要音楽コンクールで優勝した、モントリオール出身のヴァイオリニスト、シャンタル・ジュイエは、ヤング・コンサート・アーティスツ・コンクール（ニューヨーク）で第1位を受賞した際に、ロサンジェルス、ニューヨーク、ワシントンＤＣでのデビューを成功させ、一躍国際的な注目を集めるようになった。カナダの最も優れた音楽家のひとりとされ、これまでにアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ボストン交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、パリ管弦楽団、スカラ座管弦楽団、ＢＢＣ交響楽団、シドニー交響楽団、香港フィルハーモニックといった世界の著名なオーケストラと頻繁に共演している。また、モントリオール交響楽団とヨーロッパ、北米および南米を、フィルハーモニア管弦楽団とスペインを、フランス国立管弦楽団とイタリアを、そしてＮＨＫ交響楽団と共に日本をツアーしている。

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  吉田秀　Shu Yoshida  （コントラバス）

  86年東京芸術大学音楽学部を卒業。91年NHK交響楽団に入団。現在、首席奏者を務める。霧島国際音楽祭、宮崎国際音楽祭などの音楽祭に参加。室内楽の分野では、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ヤン・パネンカ、マリア・ジョアン・ピリス、ジャン・マルク・ルイサダ、オーギュスタン・デュメイ、ライナー・キュッヒル、ピンカス・ズッカーマン、ベルリンフィルピアノ四重奏団などと共演。西出昌弘、故江口朝彦の両氏に師事。

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  高尾哲也　Tetsuya　Takao  （クラリネット）

  88年、東京芸術大学卒業。渡仏しオルレアン国立音楽院に入学、ミッシェル・アリニヨン氏に師事する。90年、審査員全員一致による一等賞を受賞し卒業。91年、第2回日本木管コンクール第3位入賞。92年、第9回日本管打楽器コンクール第2位入賞。96年より広島交響楽団クラリネット奏者を務める。クラリネットを山崎盾之、藤井一男、三島勝輔、ギィ・ドゥプリュ、ワルター・ボイケンスの各氏に師事。

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  吉田將　Masaru　Yoshida  （ファゴット）

  １９６４年東京生まれ。武蔵野音楽大学卒業後、８９年西ドイツ国立ハノーファー音楽大学ソロクラスを卒業。岡崎耕治、クラウス・トゥーネマン各氏に師事。８７年Ｂ．Ｓ．Ｏ．ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニーに首席奏者として入団。第３回日本管打楽器コンクール第２位入賞。８９年ベルギー王立フレミッシュオペラ首席奏者を経て、同年、読売日本交響楽団の首席奏者に就任。サイトウキネンオーケストラで首席奏者として活躍中。

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  高橋敦 Osamu Takahashi  （トランペット）

  富山県生まれ。洗足学園大学を卒業。トランペットを津堅直弘、関山幸弘、佛坂咲千生の各氏に師事。第65回日本音楽コンクール・トランペット部門第1位。第13回日本管打楽器コンクール・トランペット部門第１位。96年、新星日本交響楽団（現、東京フィルハーモニー交響楽団）にアシスタント首席奏者として入団。99年、東京都交響楽団の首席奏者に就任し現在に至る。洗足学園音楽大学准教授、東京音楽大学講師。

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  小田桐寛之　Hiroyuki Odagiri  （トロンボーン）

  東京都交響楽団首席奏者。東京トロンボーン四重奏団。東京メトロポリタン・ブラス・クインテット、ザ・ブラス・ゼクステット、東京メトロポリタン・トロンボーン・クァルテットのメンバー。洗足学園音楽大学教授、昭和音楽大学講師。

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  目黒一則　Kazunori Meguro  （パーカッション）

  国立音楽大学打楽器科卒業。ソロ打楽器奏者、オーケストラ奏者としてゲバントハウス管弦楽団、ヘルシンキフィル、カナディアンブラスとの協演をはじめ、日本の主要オーケストラ、各音楽祭、現代音楽でのソロや室内楽等、様々なジャンルの打楽器奏者として国内外で演奏活動を行う。2003年イーストマン音楽大学特別講師として渡米。
  現在、昭和音楽大学・大学院、山梨大学人間科学部各講師。

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  橋本邦彦　Kunihiko Hashimoto  （語り）

  劇団四季に所属し俳優として舞台に立った後、フリーのジャーナリストに転向。88年、シドニーに移り、俳優、地元TV局のキャスターやTVプロデューサー、脚本家などで活躍。日本では「キャンディード」や「スィニー・トッド」などのミュージカルの翻訳や台本作成を手掛ける。PMFではシャルル・デユトワの指揮で「兵士の物語」の台本作成、演出と出演を行い、「青少年のための音楽会」でも毎年ナレーターとして活躍してきた。

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