イベントホールを会場とした名作オペラ入門シリーズ「オペラ実験工房inアクロス福岡」。
3年目となる今年は、画家カヴァラドッシと歌手トスカの愛の悲劇を、プッチーニの名アリアにのせてお届けします。

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－ これぞ、プリマドンナ・オペラの極み！ －

歌姫がヒロインの名作、美しく甘いメロディーが全編を流れる。
フランス革命後の激動の時代のローマが舞台。
ナポレオンが敗れ、厳しい官憲の弾圧の中、大聖堂に逃げ込んだ政治犯アンジェロッティを、画家のカヴァラドッシが救おうとする。しかし、警視総監のスカルピアは執拗に彼を追いつめ、ついにはカヴァラドッシの命と引き替えに、トスカを自らのものにしようとする。「歌に生き、愛に生き」を熱唱したトスカは、逃亡のための通行証を手に入れ、そしてナイフを手にして･･･。サンタジェロの屋上、カヴァラドッシは感極まって、トスカへの想いを「星も光りぬ」にこめて歌う。処刑が偽装であることを知らせるトスカ、しかし現実には悲劇が起こった。トスカは暁の空に光る星をめがけて、身を投げる。