アクロス・文化学び塾
発掘された筑後の国と吉野ヶ里
※このイベントは終了しました。
邪馬台国の有力候補地「筑後の国」の謎に迫る!
お申込み受付:2018年9月1日(土)~
福岡県の南部に位置する久留米市から八女市にかけての筑後地域には、中国後漢鏡や多彩な鉄製品、装身具が発掘された良積(よしづみ)遺跡(久留米市)、茶ノ木ノ本(ちゃきのもと)遺跡(八女市)、多数の甕棺墓(かめかんぼ)や鮮やかに丹塗りされた祭祀(さいし)土器群が出土した国史跡の安国寺遺跡(久留米市)、弥生時代後期の「高三潴(たかみずま)式」と呼ばれる土器が出土した学術的に重要な遺跡で、近年の発掘調査で国内での出土例がきわめて少ないガラス製連玉や小銅鐸(どうたく)が発見された高三潴遺跡(同市)など、数多く弥生時代の遺跡が所在し、邪馬台国(九州説)の有力候補地のひとつとなっています。
本講座では、筑後地域に焦点を当て、代表する弥生遺跡の特色や出土資料から、この地域に想定される「筑後の国」や吉野ヶ里遺跡との関係についてご紹介します。
◆展覧会◆
特別展:平成30年度吉野ヶ里歴史公園 特別企画展
『よみがえる邪馬台国』「邪馬台国と筑紫の王都 筑後」
会 期:2018年9月22日(土)~11月11日(日)
場 所:吉野ヶ里歴史公園