取扱終了
明治ブルガリアヨーグルト スペシャル
ブルガリア国立歌劇場 ビゼー「カルメン」
※このイベントは終了しました。
ギリシャ古典劇と日本の「能」に着想を得た新演出版!
友の会発売日:2018年5月25日 10:00~
一般発売日:2018年6月3日 10:00~
※17:30~当日券販売あり。
--- 出演者変更のお知らせ ---
ミカエラ役は、イリーナ・ゼコヴァが当初出演を予定しておりましたが、出演者の都合によりラドスティーナ・ニコラエヴァに変更となりました。あらかじめご了承ください。
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名歌手を輩出し続ける“声の王国”ブルガリア。 3年ぶりの登場となる国立歌劇場。フランスオペラの代表作《カルメン》を新演出版でお届けいたします!
数々の男を惑わせるも独立心が強い女カルメンと、彼女に翻弄され恋に溺れる男ドン・ホセの愛憎劇。
「前奏曲」「闘牛士の歌」「ハバネラ」など、一度耳にすれば虜になってしまう名曲の数々と、社会や政治も描く人間ドラマに目も耳も離せません。
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概要
会 場 |
福岡シンフォニーホール
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入場料 |
【一 般】GS席16,000円 S席13,000円 A席11,000円 B席9,000円 C席7,000円(学生券3,500円) 【友の会】GS席14,400円 S席11,700円 A席9,900円 B席8,100円 C席6,300円(学生券3,100円)
※未就学のお子さまの入場はご遠慮ください。(無料託児サービスあり・要予約)
座席配置図
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チケット |
アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112
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演 目 |
ビゼー:歌劇「カルメン」 プラーメン・カルターロフ版 ※全4幕/原語上演・日本語字幕付 (公演予定時間 2時間45分 休憩含む) |
出 演 |
ブルガリア国立歌劇場管弦楽団&合唱団 カルメン/ゲルガーナ・ルセコーヴァ(メゾ・ソプラノ) ドン・ホセ/ダニエル・ダミャノフ(テノール) ミカエラ/ラドスティーナ・ニコラエヴァ(ソプラノ) エスカミーリョ/ビセル・ゲオルギエフ(バリトン) 福岡市立舞松原小学校合唱団 ほか 劇場総裁・演出/プラーメン・カルターロフ 指揮/原田慶太楼 |
お問い合わせ |
アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112
チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード:105-330)
ローソンチケット TEL:0570-000-407(Lコード:82991)
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原田慶太楼(指揮)インタビュー
ブルガリア国立歌劇場の総裁であり、演出家のカルターロフ氏が、日本向けに特別に制作された「カルメン」は、約2時間45分に収められています。最も大きな特徴はどこにあるのでしょう?
カルターロフ氏は、この新演出「カルメン」に、ビゼーの魂を宿すことを意識しながら日本の能舞台とギリシャ神話的要素を盛り込んでいます。舞台中央には円台があり、そこにはカルメン、ドン・ホセ、そしてミカエラだけがいる。メインの3人にフォーカスを当てています。舞台セットは、あえて時代や場所を特定しないシンプルなもの。コーラスも全身黒をまとい能面を被り、抽象的な存在として扱われています。そうすることにより、登場人物の心情がリアルに描かれるよう工夫がなされているのです。シンプルながらも舞台上の演出には仕掛けがあり、第3幕の後にホセは故郷に帰りますが、故郷でホセとミカエラの間に起こったことを第4幕の冒頭で見せたりもします。そして、聴く人にオーセンティックなビゼーの音楽そのものを届けたいと思い、レチタティーヴォを短めのフランス語の台詞に代えました。
フランス語での台詞を原田さんご自身で書かれたそうですね。
もともとビゼーは台詞つきのオペラとして、「カルメン」を創作しました。その後ビゼーの友人ギローにより書かれたレチタティーヴォを用いるものが上演されるようになったのです。私は「カルメン」をルイ・ラングレー(指揮者)に習いました。そして今回、自らフランス語の台詞を書きおろしました。ビゼーの音楽をどううたえば良いか、ソリストの皆さんにも意識して欲しいと願い、一対一でフランス語の台詞と歌に沿わせた会話をするコーチングを行いました。フランス語で文章にしてそれを伝える-その訓練を繰り返すことにより美しい言葉になるのです。ソリスト達は、どんどん良くなっていきました。特に、「カルメン」役のナディア・クラスティヴァとは考えが一致していましたね。
ナディア・クラスティヴァさんは、ソフィアのご出身で、カルターロフ総裁により見出されたそうですね。
ナディアは「カルメン」を歌うために生まれてきたかのような優れたオペラ歌手です。歌はもちろんのこと、舞台上でのセンシュアルな振る舞い、主人公の心情を描く表情、とても魅力的なカルメンを演唱してくれます。ブルガリアの児童合唱団を経て、22歳でブルガリア国立歌劇場の野外オペラ「カルメン」を歌い、その後ウィーンに渡り、ウィーン国立歌劇場で研鑽を積んだと言っていました。世界のオペラハウスで活躍していますが、気さくな人柄。話していて、とても楽しいですよ。
11月、現地ソフィアでの初演は大成功でしたね。カーテンコールでは、満場の客席が総立ちになりました。初日を含む4日間を振られたお気持ちはいかがでしょうか?
上演を重ねるごとに、オーケストラの音が引き締まっていきました。キャスト、オーケストラ、合唱、皆が一つに向かい舞台を創っていく。その気持ちがお客様にも伝わったと思います。 僕は一ヶ月間以上ソフィアに滞在し、リハーサル初日からオーケストラメンバーと時間を共にして、密なコミュニケーションをはかるよう努めました。オーケストラメンバーは皆プロフェッショナルな音楽家ですが、この劇場は上演回数が多いせいか、最初のリハーサルでは、当たり前の作業のように演奏をしているかのようでした。 僕は彼らに、「あなた方は音楽家になりたくて、今この劇場で演奏しているのでしょう?」と問いかけ、各パートの配置も換え、サラウンドで聴こえるようにした。オーケストラメンバーは、これなら良く聴こえるね、と表情が明るくなり、徐々に音が変わっていきました。ひと月を経て、彼らは毎日熱心に練習してくれましたね。その結果、オーケストラと歌手陣のバランスも整い、まさに手ごたえを感じています。
最後に、日本のお客さまへメッセージをお願いします。
世界で最も親しまれ、最も上演回数が多いといわれる珠玉のオペラ、ビゼー作「カルメン」。今回の新演出「カルメン」は、あらゆる演出をご覧になった方も、初めてオペラをご覧になる方も、必ずや楽しんでいただけると確信しています。
プロフィール
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劇場総裁・演出/プラーメン・カルターロフ Plamen Kartaloff
ブルガリア・ソフィア生まれ。ドイツでオペラ演出を、ソフィアの国立演劇映画アカデミーで映画の演出を学ぶ。斬新で壮大な演出により幅広いジャンルの多くの作品を手がけている。
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指揮/原田慶太楼 Keitaro Harada
2017年秋、カルターロフ版《カルメン》初演を大成功に導いた、期待の若手カリスマ指揮者。現地の興奮と熱気をそのままに、日本の皆様へお届けする。オペラやオーケストラで活躍中。
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ブルガリア国立歌劇場 Sofia National Opera
「合唱の国」「声の王国」と呼ばれ名高いブルガリアで最も古い歴史と伝統を誇る歌劇場。1890年創立。ニコライ・ギャウロフ、アンナ・トモワ=シントウ等多くの名歌手達が輝かしいキャリアの第一歩をスタートさせた歌劇場として知られており、彼らは今もブルガリア国立歌劇場と強い協力関係で結ばれている。
※出演者は都合により変更になる場合がございます。最終的な出演者は公演当日に発表いたします。
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カルメン/ゲルガーナ・ルセコーヴァ(メゾ・ソプラノ) Gergana Rusekova
ソフィアの国立音楽院を経て、ブルガリア、米国等で数々の賞を受賞し、欧米で活躍。役柄への追求力と洞察は、他の追随を許さない。哀愁ある妖艶な声で、魅力溢れる“カルメン”を魅せる!
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ドン・ホセ/ダニエル・ダミャノフ(テノール) Daniel Damyanov
ブルガリア出身。ソフィアをはじめ、ブルガリア各地で活躍。レパートリーは広く《運命の力》ドン・アルヴァーロ、《トゥーランドット》カラフ、《ワルキューレ》ジークムントなどテノールの主要な役どころを得意としている。
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ミカエラ/ラドスティーナ・ニコラエヴァ(ソプラノ) Radostina Nikolaeva
ソフィアの国立音楽院を卒業。イタリアでの「スピロス・アルギリス」国際声楽コンクールにて優勝。世界の歌劇場で活躍している。アイーダ、トスカ、マノン・レスコー、《トゥーランドット》のリュー、《ラ・ボエーム》のミミ、《イーゴリ公》のヤロスラーヴナなどをレパートリーとしている。
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エスカミーリョ/ビセル・ゲオルギエフ(バリトン) Biser Georgiev
ブルガリア国立歌劇場ソリスト。スイスやドイツ、アメリカ、イタリアなど欧米でも多数客演している。レパートリーは《リゴレット》のタイトルロール、《トスカ》のスカルピア、《ナブッコ》のタイトルロールなどがある。
●学生券は、小~大学生等および留学生本人さまに限りC席を表記料金にて販売するものです。お申込みは、アクロス福岡チケットセンターに限ります。また、購入に際しましては、学生証等が必要です。
●この公演は当日学生割引対象公演です。当日券の販売がある場合、学生証等の提示により半額でご購入いただけます。
●車いすでお越しのお客さまは、優先割引座席(4席)がございます。詳しくはアクロス福岡チケットセンターまでお問い合わせください。
●小学校入学前のお子さまの入場はできません。託児サービス(ご利用無料)を希望される方は、
こちらをご覧ください。
●バルコニー席は、舞台が見えづらい場合がございます。ご了承ください。
●諸事情により記載内容が変更になることがありますので、あらかじめご了承ください。
主催:(公財)アクロス福岡、毎日新聞社、九州朝日放送、「福岡・音楽の秋」実行委員会
共催:福岡EU協会
特別協賛:株式会社 明治