2019年2月21日(木) 19:00

ウィーン チェロ・アンサンブル 5+1

※このイベントは終了しました。

屈指の芸術性と演奏技術に裏付けされた“魅せて楽しませる”チェロ・アンサンブル！

友の会発売日：2018年9月21日 10:00～
一般発売日：2018年9月30日 10:00～

※18:00～当日券販売あり。

自由に楽しみ演奏する姿、誰もが納得のセンスが光るアレンジ、そして常識を軽々と超えていくアイデアとそれを実現してしまう演奏レベルの高さ、すべてに驚きを隠せないまったく新しいアンサンブル。メンバー全員がチェロ奏者、男性5人と女性1人という組み合わせで、きっと今まで出合ったことがないステージへと誘われます。
話題となったのは、YouTubeでの一幕。「困難な課題と新たな愛の関係」と題された動画を見れば一目瞭然の斬新さ、それに加え通常の奏法を逸脱したパフォーマンスに耳を疑い、目を見張ります。今回のプログラムでは、この動画で演奏されているラヴェルの「ボレロ」をはじめ、クラシック音楽をベースにテイストを違えたアレンジも垣間見えます。ガーシュウィンのオペラよりブルースの子守唄「サマータイム」と、リムスキー＝コルサコフの「熊蜂の飛行」、果たして2曲は混ざり合うのか合わないのか、音のグラデーションをライブで魅せてくれます。
往年のウィーン・フィル名チェリスト、ゲルハルト・カウフマンの案内で、クラシック音楽から少し外れた小道をたどり、唯一無二の絶妙ハーモニーと出合いましょう。
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概要

プロフィール

• 

  ウィーン チェロ・アンサンブル5+1　Wiener Cello Ensemble 5+1

  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の団員を中心とした、男性5人+女性1人によるチェロのみの編成で、クラシック音楽の名作をチェロ編成の曲として演奏するほか、チェロ協奏曲を6人で演奏する。クラシック以外のレパートリーも豊富に持ち、特にラヴェルの“ボレロ”を4人で、一挺のチェロと3本の弓を使って演奏する動画は、YouTube再生回数が100万回に迫り話題となり、世界中のコンサート会場においてもブレイクした。
  ウィーン チェロ・アンサンブル 5+1は、2008年に往年のウィーン・フィルの名チェリスト、ゲルハルト・カウフマンによって設立され、同時に彼は長年の夢を実現することができた。その夢というのは、高い芸術的な理想を失うことなく、伝統的なクラシック音楽から少し外れた小道を辿ってみるチェロ・アンサンブル。聴衆には、音楽史上の名曲を完璧な演奏技術で聴くばかりでなく、コンサートを存分に楽しんでもらい、いい気分で家路についてほしいとの願いからであった。
  このチェロ・アンサンブルのコンサートは、新しいコンセプトで際立つものとなっている。
  第1部では、音楽史上重要な作品をチェロのための思いもよらぬ斬新な編曲でお届けする。
  第2部では、演奏される中で演劇的な要素が加えられ、メンバーは演奏だけでなく俳優としても表現に参加し、魅力とユーモアに満ちたステージを繰り広げる。
  カウフマンがコンサートの案内役も務め、シュマンケルン(バイエルン名産のクッキー)のように美味しい音楽を紹介する。

• セバスティアン・ブルー　Sebastian BRU

  1987年ウィーン生まれ。8歳よりウィーン・フォルクス・オパーの首席であった父のもとチェロをはじめる。数々の青少年コンクールに優賞した後2010-11年のシーズンからウィーン交響楽団の第1ソロ・チェリスト。その間、ウィーン交響楽団、ウィーン室内管弦楽団、ブエノスアイレスのナショナルオーケストラのソリストとして、ヨーロッパはもちろんのこと南米やアジアも訪れた。2006年ウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団。2013年よりウィーンフィル・メンバー。
  

• フローリアン・エックナー　Florian EGGNER

  リンツ近郊に生まれた彼は、7歳でチェロをはじめる。1990年にはブルックナー音楽院に入学し、1997年にはウィーン・アカデミーでウィーンフィルの前首席ウォルフガング・ヘルツァーとシュテファン・クロプフィッチュに、後にザルツブルク・モーツァルテウムでクレメンス・ハーゲンに師事した。コンクール入賞歴としてはプリマ・ラ・ムジカ1996第1位、ペルチャッハの国際ブラームス・コンクール1999年第1位、メルボルン国際室内楽コンクール2003年第1位。
  

• ベルンハルト直樹ヘーデンボルク　Bernhard HEDENBORG

  1979年ザルツブルク生まれ。ハインリッヒ・シフ10年にわたり師事する。その後、ダヴィド・ゲリンガス、ザラ・ネルソヴァ、ミクローシュ・ペレーニらのもとで研鑽を積んだ後、室内楽をジェルジュ・クルターグ、アルバンベルク弦楽四重奏団、アマデウス弦楽四重奏団、アルティス弦楽四重奏団、ハーゲン弦楽四重奏団等に師事した。2008年から2011年までトーンキュンストラー・オーケストラで首席奏者を勤めた後ウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団。2014年よりウィーンフィル・メンバー。
  

• ミラン・カラノヴィチ　Milan KARANOVIC

  1980年ベオグラード生まれ。8歳でチェロをはじめ、2005年同地の音楽アカデミーを卒業。2006年までウィーンで学ぶ。ロストロポーヴィチ、マイスキー、マルティン・レアーらのマスタークラス。イタリア、ベルグラード、ウィーン、ドレスデン等多くのコンクールで1位。2010-11年バイエルン放送管弦楽団の次席奏者、2013-14年ザルツブルク。モーツァルテゥムの次席奏者、2016年よりウィーン室内管弦楽団のメンバー。
  

• ゲルハルト・カウフマン　Gerhard KAUFMANN

  1943年オベルシュッツェン(オーストリア)生まれ。父はピアニスト、合唱指揮者、音楽教師養成学校教授。4歳でピアノをはじめ18歳まではピアノ演奏家になるべく励む。13歳のときチェロに初めて触れ15歳よりフィラッハの音楽学校でチェロを学び、18歳でウィーンのアカデミーで音楽教育学、指揮法、作曲、チェロを学んだ。1969年ウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団。1973-2008年ウィーンフィル・メンバー。
  

• ジョアンナ・サハリン　Joanna SACHRYN

  音楽家の家庭に育ち16歳のときジュネス・ムジカールとともにラローの協奏曲をパリやロンドンで奏いた。ロストロポーヴィチの薫陶を受けたほか、ショルティ、アーノンクールとも共演。レーゲンスブルクフィルのソロ・チェリストとして活躍。2008年よりウィーン チェロ・アンサンブル5+1のメンバー。
  

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