能と声明「大般若」
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経典を求めシルクロードへ 能と声明により描かれる 三蔵法師の物語 ―
友の会発売日:2019年8月16日(金) 10:00~
一般発売日:2019年8月25日(日) 10:00~
※14:00~当日券販売あり。
都へ帰る途中の法華僧と浄土僧が道連れになる。初めは出家同士、仲良くしていたが、互いの宗派を知った途端、険悪に。自分の宗旨の正しさ、有り難さを激しく説いて珍妙な宗論を繰り広げる。
能「大般若」あらすじ
唐僧玄奘三蔵法師が大般若経を伝来しようとシルクロードから天竺(インド)へ向かう途中、西域の流砂河に差し掛かる。そこで怪しい男に出会い、男は語り始める。この河は千尋の難所であり、その向こう岸にそびえる葱嶺も険しく、まず超えることは困難である。さらに、この河の主は深沙大王であり、志を試すため、これまで7回命を奪っていたが、今度こそ経典を与えようと言って姿を消す。すると、三蔵の前に菩薩が現れて舞楽を奏し、大龍、小龍が三蔵を拝する中に大般若経の笈を背負った深沙大王が現れる。笈を開いて三蔵とともに経文を読み上げ、この経の守護神になろうと約束すると笈を与える。三蔵は喜び笈を背負って流砂に向かうと河は二つに割れ、三蔵は易々と渡り、深沙大王は見送る。
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